すっかり紹介するのを忘れていましたが、先月15日に季刊誌「Punto press」の3号が発行となりました。
もう一か月以上も経ってしまった。
発行当時はコロナのために休業中で直前まで企画は白紙、さて全10ページに何を書こうかと思案していたところに少しずつ企画も決まり、
特集は、楢崎くるみ、KAI、佐藤宏道、椎名寛のクンストプンツとなりました。
ジャケ買いもしていただいている今号のカバー写真は、画家 楢崎くるみさんの作品「虚飾」。
五円玉に赤い糸を巻き付けて制作したシリーズで、これについては特集Ⅰで作家自身が紙面の中でも書いている。
渋谷でちりめんじゃこ一匹の散歩というパフォーマンスをしている(現在はそれも自粛中)彼女が、
現在行っている表現の中身や、その源泉にも触れている。
特集Ⅱは、同じく画家のKAIさん。
彼は、9才にしてPuntoで展覧会をしたという伝説の人物で、
16年ぶり2回目となる個展を9月に開催する。楽しみである。
そして、延期に次ぐ延期を余儀なくされている筋ジストロフィ患者が遺した絵画展。
未だ開催の目途は立たず、こちらはweb展を9月より開催する運びとなり、
神経科学者の佐藤宏道教授がそれらの現状について寄稿くださっている。
そして、最近新たな読者から楽しみとの声が増えている、椎名画伯の世界名作劇場クンストプンツ特集。
今号は、何と8シリーズ全18話!
新たな登場人物も増え、ますます目が離せなくなってきました。
Punto pressは、前号を読んでいただくことで理解が深まります。
そして、アート情報でも何でもないことも頻繁に紙面を割きながら、道なき道を迷走し続けている。
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