アンドレイのFUJIシリーズ。
昔から、赤富士なんて言いますが・・
こちらの赤い富士はアンドレイ版。
古代から霊峰としてあがめられてきた富士山は、2013年に世界文化遺産に登録。
かつては葛飾北斎や横山大観をはじめ、多くの画家が時代を超えて描き続けている。
そこには日本の象徴を超えた、魅了される特別な何かが存在するのかもしれない。
ロシアで生まれ育った彼の目に富士がどのように映るのか、とても興味のあるところですが
シルエットを切り取った表現は、様々なバリエーションでパズルのように構成されている。
作家には、その時(今)でしか表現できないものがあると思っている。
上手い絵は鍛錬を積めば誰にだって描けてしまう。
しかしながら、心にググッとくる絵は そう簡単には描けない。
画家の仕事は 今しか描けない表現の連続であるように、
今の自分の可能性を実践し続けることを怠けてはならないはず。