アンドレイのFUJIシリーズ。
それは、15㎝ほどの小さな空間の中におさめられている。
「FUJI – Four story」
彼の作風や技法は写実からポップなものまで実に多様ですが、
その元にはシュルレアリズムの世界が土台になっているようです。
アンドレイが通ったレーピン芸術アカデミーは、1757年女帝エリザベータ・ペトローヴナ
によって設立されたペテルブルグ最大規模の学術施設のひとつ。芸術アカデミーは、
ほとんど全てのロシアの偉大な芸術家たちを育ててきたと言っても過言ではない。
現在の作品を見ていても、ここで培われたと思われる日本人では表現しがたい
独特の空気感のようなものが画面から感じられるのである。
また、日本でも様々な賞を受賞している。
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Puntoでは、一番奥の壁に展示している
カーテンの向こう側からイチゴが見える この作品。
幼子の横顔になっているのがお分かり頂けるでしょうか。
小さな画面におさめられたFIJIの物語をお楽しみください。