暑さのせいかブログの存在すら忘れていたので、ものすごく久しぶりの更新です。
8月の夏休みを終えて、今日から9月。
西側の窓を開放した画廊内は、エアコンを付けても西日がジリジリと肌をさして暑いです。
さて、6月に予定していた筋ジストロフィー患者さんによる絵画展を延期し、本日よりWebにて公開しました!
「ARTで伝えたい」
同企画は、大阪大学大学院医学系研究科認知行動科学(佐藤宏道、北口正敏)との共同企画で、
国立病院機構徳島病院に筋ジストロフィーで入院していた患者さんたちが制作した絵画を公開します。
映像制作には、弾き語りのスーマーさん、
国立病院機構 刀根山医療センターから画家・俳人である宗本智之さん、養育指導センターの菊池恒成さん、松村 剛医師、
国立病院機構 徳島病院、
日本筋ジストロフィー協会等にご協力いただきました。
映像には宗本さんのお母さんも登場します。
スーマーさんの歌う「僕が家を出る理由」と共に、観る側の皆さんがどこか自身の物語と重ねることができればとの思いから、
我がままを受け入れていただき、説明的な要素は極力省いて制作しました。
繰り返し観ていただくことで、各々の思いが浮き上がり鑑賞者のそれと交わってくれると嬉しく思います。
絵は、本来 説明するものではないと思っています。
言葉で説明できるものなら、それはもう言葉で良いと思うからです。
誤解のないように付け加えておくと、説明は要らないと思っている訳ではありません。
実際に私も説明は行いますし、疑問に感じたことは作家に尋ねることもあります。
実際に、web展で公開されている昨秋の鶴林寺での展示時も、たくさんの資料やお話がありました。
患者さんの実際の病棟・入院生活、絵画作品の分析・内容、医療を取り巻く環境まで、
全ては事実をありのままに知って頂く貴重な機会でした。
これらは絵の説明ではなく、患者と共に歩んできた医療や研究そのものでした。
webギャラリーのお好きな箇所から、自分に合った断片を探すように見ていただけるのではないかと思っています。
本日より公開されたWEB ART GALLERY「ARTで伝えたい」はこちら。