自分だけが取り残されたように時間が過ぎてゆく。
2月は28日までしかなかったのか。
2月最終日の記録である。
年末から何だか調子が上がらぬままだったが、この日は「ギャラリーに佇む歌 vol.2」ということで、
日程が近づいてくると心中では無駄にテンションが上がり、無謀にも意気込んで初のライブ配信を試みてみた。
試みたまでは良かったのだけれど、音楽配信なんて初めてのくせして配信係となり、
”手を洗って押せばいい”程度の認識でいた私は、数日前にはアワアワしてきて、
それを見かねたwebディレクターの林さんと音響のプロが助っ人に来てくれ、事なきを得ました。
私は何もしていなかった訳ではなくて、ちゃんと働く二人の靴を磨いたりとか汗を拭いたりとかしていた訳です、ハイ。
当日、スーマーさんと打合せをしたのかどうか?
していない、してはいない。
時間は定刻、生配信がスタート。
手元のパソコンで確認したら、この通り。
ふむ、スーマーさん、眼鏡を変えたのですな。
パソコンのカメラが眼鏡にしか見えなくて。
いや、違う。
アワアワなりながらも、これは開始30分前に会場入りした余裕のあるスーマーさんのせいということで。
マイクスタンドも忘れた余裕のあるスーマーさんの言う通り、確かにプントではマイクは必要ないような気がしました。
カメラは2台、最後はメインカメラのバッテリーが切れるというハプニングもありつつ
急きょ、一番後ろからスマホで撮った映像も配信しました。
画質も良くなく、とにかく暗かった訳ですが、視聴者からはクレームひとつなく良い人ばかりが観てくれました。
私がスマホを持ち上げると、会場の端と端で「スマホで撮ってる?今、撮ってる?」という空気感だけで
林さんがカメラを切り替えてくれるという「空気の読み合い」だけで配信を乗り切りました。
最後はピントも合わず手ブレしまくった生の臨場感と、ひたすら佇む歌だけは伝わってくれたのではないかと信じたいです。
そんなアワアワな映像と共に、スーマーさんの歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を近々YouTubeでアップしたいと思っています。
ライブ中のコメントはほぼなかった視聴者からは、ライブの終わりが近づくにつれ
申し合わせたように個別にMessengerで熱い感想が寄せられるという現象も嬉しかったです。
今回も大人の余裕を見せてくれたスーマーさん、そしてお越しくださった皆さん、配信にてご覧いただいた視聴者の皆さん、
ありがとうございました!
これに懲りずに、次回はよりプントらしい配信ができるように打合せもソコソコに拘りたいと思います。
鶴林寺で初めてスーマーさんの歌を聴いてファンになった、ライブにやって来た最年少ファンの女子たちは、
当時「ちゅーまー」と呼んでいたのが、今では「スーマー」と言うようになり、
ランドセルにピンクの寒弾3月号を入れて、休み時間に読んでいるそうです。