藤原宏幸の「脳内回帰」と、藤田瑞希の「ふふふ」。
現在、2企画を同時開催中ということで、本日は両氏を囲んでの会。
向って右から藤原さんと藤田さん。
昨日の新聞では「明と暗」という表現でお二人の作品が紹介されていました。
確かに年齢も違えば作風もかけ離れている二人。
例えば、藤原さんの作品。
そして藤田さんの作品。
「陰と陽」とも思えるビジュアルですが、今日の会では
お互いの作品に とても刺激を受けている印象さえ感じました。
その発端は、藤田さんが初めて見た藤原さんの作品を目の当たりにして
「一緒にしてみたい」という返事が始まりだったと記憶しています。
それもそのはず。
藤原さんは長い年月のブランクを超え、自分でも説明のつかない
自身の頭に浮かんだものを ただひたすら描き続けている。
その作品数やのめり込み方は尋常ではない。
同じ作り手として、知識や言葉で描こうとしない本質的な部分に
興味を持たないと言ったら嘘になるのではないだろうか。
そんな藤原さんは、とても優しい。
そして、誰が見ても ふんわり癒し系な藤田さん。
美声が心地いいですわ~。
私にないものを持っている、とは正しくこのこと。
度胸もあります。
ダブルFの両氏は、どうやら単純な陰と陽ではない気配。
初めての試みでもある、同時開催の面白さを発見。