「ひかりのかけら」 最終日。
渋谷さんの作品に囲まれて二週間が過ぎてゆきました。
今回は、とても早く過ぎた二週間でした。
今展のタイトル通り 全てが”ひかり”を感じる作品たち。
我々にとって、また もっと広い意味でも普遍的なひかりという存在。
綺麗な作品は、例えば観る側がざんきの念のようなものを抱えていると
自分の闇をより意識してしまい、ずっと直視できないような気分にさせられることがある。
病みすぎですか?
しかし、渋谷さんの作品は外の輝きも内なる影も含めて
まるごと ひかりのかけらにしてしまったようで、実に普遍的な美しさをたたえている。
搬出後の画廊。
ほとんどの人に気付かれなかった一枚は、
こんな風にポスターの上に堂々と展示しておりました。
渋谷 清の次なる作品を楽しみにしたいと思います。