「DOTS 2019」

前回に引き続き、特別枠から就学前の子どもたち2名のご紹介です。

稲垣光一 「うみ」

稲垣光一「ガネーシャ」

ダンボールに絵の具を乗せて、好きなようにやらせた作品です。

こうして展示して頂いた写真を見ると感慨深いです。

今しか描けない無垢な感性の作品だと思います。

とても良い記念になりました。 光一くんお母さん

「DOTS 2019」最年少参加の光一くん、4才。

君が描いたのですか!あの大胆な絵を。

可愛すぎます!

以前通っていたアートスクールでの様子。

こんな作品も描いています、「お母さん」。

光一君の作品は、某大学の研究室に飾られることになりました。

彼の処女作に光るものを見い出した大人の眼力と感性にも心動かされました。

こんなことがあるのも、DOTSの面白さのひとつだと思っています。

 

続いては、紅一点。

丸尾いまり 「ねこのけっこんしき」

丸尾いまり 「ふしぎなおはなばたけ」

本当に小さい頃から絵を描くのが好きで、常に何かを描いていました。

テレビを見て気になるものがあれば絵を描いて残したりします。

上手い下手関係なく、生きて行く上で何か一つでも得意なことがあれば幸せだなぁ〜と

親心で4歳から月一ですが造形教室に通ってます。

自信に繋がればなぁと今回参加させて頂きました!  いまりちゃんのお母さん

光一君に続き、若干5歳のいまりちゃん。

か、かわいい。

そう言えば、昨年末にライブペイントを見に来てくれた いまりちゃん。

描いている姿に触発されたのか「自分も描きたい!」とお家にダッシュで帰っていきました。

今後がとても楽しみな女の子です。

3才の頃、初めて絵の具を持たせて描いた絵。

4才の絵。お母さんお気に入りだそうです〇

5才の絵。クレヨンをまぜまぜにハマっていた頃。

今回出展した作品と一味違って、各々面白いですね。

 

子どもたちに、何か特別に教室に通うことを勧める必要はないかと思います。

ただ、光一くんや いまりちゃんのように、好きだと思ったら、

やってみたいと思ったら、その時は本来の優先順位を変更しても

自由にやらせてあげる余裕を持つことは私たちには必要かもしれません。

子どもの頃に、様々な美しいものをたくさん見る・知る、そんな日々のキッカケを作ることで、

創造力や物事の本質を見極める力も養われて、

しいては多様性を受け入れて自分の人生を工夫できる大人になっていけるのでは

そんな風に子どもたちの作品を眺めました。

次回のDOTS2020は小学生以下もエントリー可能になります。

今回参加の5人の子どもたち、そしてそれに続く子どもたちの応募を楽しみに待っています!

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