石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」オープニング。
~多次元的絵画の試み~
と題した今展の作品について、またPuntoとの出会いなど交えアーティストトークを開催。
複雑に分割された画面、不思議な感覚さえ持つ光と空間構成。
私たちは、作家の作品を見ていろんな事を感じ取る。
自問自答したり自らの価値観において判断したり、また それを人に伝えたりするが、
作家に作品の意味を求めたり内容やプロセスを問うことは まずない。
そこで興味深いのが、作家自身の思考や言葉や選択である。
故に、アーティストトークは作品を何倍も楽しみ深める貴重な機会なのである。
作家をより深く知ることは、アートへの近道。
と言っても、情報をたくさん知ることが目的ではない。
時間をかけて見えてきたり気付いたりする瞬間がある。
この発見が、実はとてつもなく面白い。
端正な物腰と頭の良さが際立つ石川さん。
発見ーー!かなり面白いと。
何と表現すべきか、関西人にはいない面白さ とでも言うべきか。
関西弁の中でも一番アクが強いと言われる播州弁をスラスラと使いこなす私には
新鮮な東の風であった。
トークの後は、石川さんのギターのひととき。
鍵盤ハーモニカとの即興。
スタンダードナンバーからブルース・・
夜観る作品は、昼間と様相が一変し キラキラと光を放ちます。
泡盛のようとも思える香りの ひこ孫と、美味しいフルーツで乾杯!