2017年も残すところ、あと2日となりました。
今年は、武田秀雄さんはじめASADAさん、石川和男さん、吉田 真さんなど
今やPuntoに欠かせない作家さんたちの企画ができたこと、
アート・プログラムで好評だった役重佳廣さんの個展、
もちろん!新しい作家の皆さんに加わっていただけたこと、大変嬉しく思っています。
ありがとうございました!
そして何より、決して便利で行きやすい所とは言えないPuntoに
足を運んでくださったお客様に心より感謝申し上げます。
また 今年最後に、Puntoの企画作家である一人、村岡ケンイチさんの活動に
番組を通して関われたことも意義ある一年の出来事でした。
ケンイチさん、関係者の皆さま、本当にありがとうござました。
番組内で寛太君に会いに来てくれた茂造は、番組とは関係なく訪れていただきました。
関西では誰もが知っている吉本新喜劇の座長 辻本茂雄演じる茂造ですが、
知らない方のために、茂造ってこんな人。
番組内では放送されませんでしたが、
寛太君は大好きな茂造に会うために、命がけで京都祇園花月まで行こうとしていました。
しかしながら、その容態からは行くことはとても叶わず。
佐藤ディレクターに寛太君と家族や看護士さんたちからの茂造への手紙を託したところ、
茂造からビデオレターをいただきました。
(この時はまだ、茂造が来るなんて思ってもいませんでした)
その中で、辻本さん自身の体験が語られています。
知っている方も多いかもしれませんが、
辻本さんは中学校時代より自転車競技選手として全国レベルの実績を上げ
高校は和歌山県屈指の自転車競技強豪校である和歌山北高の保健体育科に進学。
同校在籍時代は自転車競技部の主将を務め、競輪選手になる予定でいました。
ある日、実家のうどん屋の仕事で、うどんの鉢を買いに行った母親の荷物を運ぶため、
自転車で駅まで迎えに行く途中で交通事故に遭い、
その治療の過程で交通事故で負った怪我とは別に、右足に腫瘍が見つかります。
右足の手術を乗り越え、そこから一年間リハビリに耐え再び競輪選手を目指した頃
今度は左足に腫瘍が見つかったため、断念せざるを得なくなった
という過去があります。
今では皆の笑いの中心である辻本さん自身も、そんな経験があったのですね。
「お笑いなんて全く知らなかった」という茂造。
辻本さん曰く「一歩前へ踏み出す勇気」だと話されています。
辻本さんは今年芸歴30周年を迎え、寛太君と対面したその日は偶然にも辻本さんの誕生日でした!
「似顔絵セラピー 絵の中の自分に癒されて」
村岡ケンイチ
日本テレビの「NNNドキュメント」【日本テレビ】
大晦日12月31日のお昼11時からBSで再放送されます。
心温まる大晦日を。
皆さま、良いお年をお迎えください。
2017年、誠にありがとうございました。
Galeria Punto