現在開催中の「版画展」。
こちらは小林裕児さんの資料。
展覧会において作品はもちろんですが、その作品を生んだ作家や制作過程を知ることは楽しい。
ひとつは作家のアトリエや居空間、言葉以上に興味深いかもしれない。
直接拝見できなくても写真などで雰囲気を知ることはできる。
写真は、よくよく観察すると更に面白い。
例えば、収集されたであろうキッチュな雑貨が写っていたりする。
そう!作家はかなり収集家であると考える。
これまでお会いしてきた著名な作家は、
様々なアーティストの作品をコレクションされている事が実に多い。
刺激を受け、自身を高めるアートへの探究は惜しみないのだ。
Puntoでは、それら資料や画集など自由に閲覧できる本を設置しています。
プントドアの横に置いた本棚に所狭しと並べており、
ポートフォリオから絵本まで様々な資料をご覧いただくことができます。
好きな席を見つけて、好きな本を片手にまったり過ごす版画展も また良しなのです。