「アート・プログラムin鶴林寺~施美時間~」
4回目となる今展は10月13日をもって終了いたしました。
2週間余り、今回の「施美時間」はいかがだったでしょうか。
翌日の展示のため、自らの運転で東京⇔加古川間を0泊1日で強行したASADAさん。
連日の睡眠不足の中、会場に詰めてくださった大阪大学チーム、
運動会の準備と施美時間でハードスケジュールだった加古川こども園、
台風で延期になった内藤智之先生と真元さんの対談は19日16:00へ!
まだまだ施美時間は続きます。
資金と人手不足により挑戦したクラウドファンディングは、たくさんの応援メッセージ
そしてご支援をいただき、無事 開催することができました。
この場をかりて心からお礼を申し上げます。
中には、施美時間に参加していない作家さんから、普段は関りの少ない方まで、
私たちの活動を知り、自ら支援を申し出ていただいたことは忘れることができません。
有難いとはこういうことだなと胸に刻んだ瞬間でもありました。
ただただ感謝しかありません。
また、素晴らしいボランティアスタッフの皆さんに恵まれ、
全ての展示において作家の意図をくみ取り、自分の作品のようにとても丁寧に扱っていただきました。
会期中に滞りなく開催ができたのも、スタッフの皆さんの力に他なりませんでした。
スタッフの皆さん、次回の「施美時間」は2年後ですよ~。
その他、陰ながら支えてくださった方も少なくなく、
表からは見えませんでしたが多くの応援や励ましをいただきました。
そして、音楽ライブで参加くださった二木さん、今井さん、スーマーさん、本当にありがとうございました。
スーマーさんからメッセージをもらった高校生の布施くん、
彼の音楽人生において、最初のキッカケの日になってくれたら嬉しいです。
歌声を聞いただけで魅了され、時に泣きそうになるほど感動する、
音楽ってすごいなと、改めてその威力を身をもって感じた本堂での2日間。
アート・プログラムのアートは、そんな風に人の心に届けたい。
私たちは、アート・音楽など芸術は生きざまに直結していると捉えています。
主要都市だけでなく地方で、一人でも多くの方に心躍るアートを見てほしい。
またそれらを通して、何が大切で何を取捨選択して人生を生きるのか。
ヒントはアーティストの表現であり、観た者の心に残る何かであり、
我々は美術に携わる者として決してその問いかけを止めてはならないと思っています。
そして、アートの力で未来を切り開くことができるならば、
世の中の戦争や差別は違うものに置き換えられる可能性があるのではないでしょうか。
2011年東日本大震災の後、鶴林寺での1回目となるアート・プログラムを開催した際、
以下のように記している。
現代作家の作品は、同時代を生きる作家の意図と鑑賞する人々の思いが、
社会の情勢の影響を受けながら呼応して力を発揮します。
未曾有の震災を経験し、祈りと希望を希求する今、長い歴史の芸術を擁して人々を育んできた鶴林寺において
現代アートの作家によるアート・プログラムを開催できることは、また、未曾有の好機と感じる次第です。
皆様のご支援に感謝申し上げ、多くの方々に施美時間を過ごしていただきますことを念じております。
奇しくも4回目を迎えた施美時間の会期中に遭遇した台風19号により、多くの犠牲者と甚大な被害を出しました。
犠牲となった方々・被害を受けられた皆さまへ心よりお見舞いを申し上げると共に、
施美時間のアーティストたちが作品に込めた思い、ミュージシャンの方々の歌声が
何かの形で皆さまに届くことを願って止みません。
最後になりましたが、アート・プログラムの趣旨をご理解いただきご協力くださった
鶴林寺のご住職・関係者の方々に心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
☆参加アーティスト☆
ASADA
今井杏奈
加古川こども園
川上和歌子
佐藤宏道
東條 新
内藤智之
氷菓
魔可多宮ナツ
・・・・・・・・・
今井愛彦
スーマー
二木敦子
布施壮太
☆スペシャルサンクス☆
あいひな
あべゆきこ
今井 正
沖中 格
音羽哲也
柏木節子
川来次郎
北口正敏
鷺森智美
塩谷仁美
東條 隆
東條有香
東上床真理
藤本明久
藤本智子
紅園
堀井真理子
村井徳松
村居 理
クラウドファンディング支援者の皆さま
施美時間にお越しいただいた皆さま
企画:アート・プログラム実行委員会 代表 籔 多聞
協力:鶴林寺 大阪大学 徳島病院
後援:加古川市 加古川市教育委員会
顧問:川崎医療福祉大学 特任教授 後藤真己
実行委員:山本暁子 林 保代