「夜のにわ」本日で終了いたしました。
仙台在住の沼田さんにすれば、関西はかなりの亜熱帯だったようで、
確かに初日からずっと暑かった会期中でしたが、最終日にはめっきり涼しくなりました。
「ゆらぎ時間の中」
今は、この作品が気分。
沼田さんは2012年にGaleria Punto企画「点から線へ」に選出された作家。
「点から線へ」とは、可能性を秘めた 次代を担う作家4名がリレー方式でバトンをつなぐ企画展である。
これは通常の個展とは違い、作家自身が次への展開を示すための展とも言え、
地域もジャンルも異なる4名が集い、そこで生まれた新たな価値観を
「点」という意味であるPuntoから世界へ発信していこうという試みでもある。
第1回「点から線へ」は沼田佳苗→秋山はるか→石川和男→野村直城。
最終日の今日は、埼玉から石川さんが沼田さんの展覧会に来てくださった。
嬉しい!!そして見習いたい。
次回の「点から線へ」は、いよいよ今年11月4日から始まる。
北井真衣→内田江美→阿曽藍人→ラデック プレディギエル の4名である。
ぜひ注目していただきたい。
そして実際に観てもらいたい。
2年ぶりの沼田さんの展覧会は、まだまだ長く観ていたいほどだった。
あっという間に過ぎてしまったが、しばし余韻に浸ろうと思う。
沼田佳苗の「夜のにわ」は、私の中でまだ続いている。