内気で泣き虫だけどスカートは嫌い、男の子っぽいものが好きだった。
自分の内側の感覚と外見や好みとのギャップが人間の内側と外側を考えるきっかけだった。
そこに物があるだけで表面が出来、中側がうまれる彫刻は、私が考え事をするのにとても合う。
考え事は身体でする。
4 歳から 18 歳まで水泳をしていた。
その後はトライアスロン、競技スキー、登山、クライミングと続く。
どれも決してうまくはないが、続けることでわかることがある。
彫刻も同じだ。
器用に思い通りには作れない。
しかし私は私の無意識が求める形が現れるまで、手を動かし続ける。
9月19日(月)~29日(木)まで、
「8000日目の取り組み」-三木サチコの彫刻とドローイング-を開催します。
彫刻を初めて20年以上が経ちます。
日数にすると8000日を超えるくらいです。
ずいぶん長いこと作っているようだけど、なかなかうまくはいきません。
でも、かの有名なエジソンは、こう言いました。
「私は10000通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」
私も、まだ見つけていないことを発見するべく、今日も作ります。
三木サチコ