「アート・プログラムin鶴林寺vol.4~施美時間~」まで、あと半月。
そしてインコ遠足の締め切りまで、あと一週間となった。
インコ遠足の締め切りというのは、
現在インコは鶴林寺へ行くためのクラウドファンディングに挑戦中。
あと一週間で257,500円以上支援が集まらないと、インコは鶴林寺に来ることができない。
インコが遠足に行けない。
これは、何年も前からの計画や準備、それに費やした時間や労力
そして何よりもそのために制作した作家の熱意と努力を断ち切ることを意味する。
それはもう、断腸の思いである。
付け加えておかなければならないのは、
その裏には、私たち実行委員だけではなく作家招致に尽力くださった方もいる。
今回のクラウドファンディングは、このまま目標額に達成しなければ
既に支援してくださっている支援金は返金される。
たまらなく無念であるが、それが現実なのだ。
もし達成した場合、支援金は川上和歌子さんとインコの移動費等の経費として、
大切に使わせていただくことになる。
但し、作家も利益が出る訳ではない。
むしろ、細かい経費を考えると赤字になってしまうだろう。
私たちの企画に負担をしてまで参加する義理もない川上さんが
今回のクラウドファンディングを承諾くださった本意はどこにあるのか。
この状況下で、インコ招致に向けて更に熱くなっている
私たちの向かう先は果たしてどこなのか。
人に言わせれば「バカだなぁ」という事になるのかもしれないが、
命注ぐものはアートなら何でも良い訳ではない。
やりたいこと、どうせなら心踊るもの、感情に触れるものをこの目で選びたい。
そういう意味では、アートバカに違いない。
人から何と言われようと、子どものように真剣に遊びに没頭すること、
バカであることを捨てない自分に胸を張って、堂々と明日もバカを続けたい。
そんな無駄に対して、必要のない応援をしてみることも
人生にひとつやふたつあっても良い。
無駄と思える必須を選ぶ選択を続けてきたら、こんな人生になった。
きっと合理的な生き方ではないけれど、選ばなかったら得られなかったことも多い。
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川上さんは、子ども時代のワンピースやカーテンなどの生地を使ってメモリーインコも制作している。
ワンピース
防災頭巾
ピアノ発表会の時のワンピース
カーテン
ワンピースと引き出物に付いていた造花を着色
ご支援は上記からお願いします。
選ばない方を選んでみると変わる何かもある と証明したい。