本当ならば昨日から川来次郎の「巨男(おおおとこ)の話2」が始まる予定だった。
現在、Puntoは無期限 休業状態である。
そして今、映像制作に取り掛かっている。
制作と言っても、アーティスト達から寄せられた画像をただただ繋ぎ合わせただけの映像である。
Puntoとして出来ることは何だろうか。
アイデアなんてなかったが、思いつくままに関わりのあるアーティストたちに呼びかけた。
まだ声をかけられていない作家もいる。
そんなことより「プントさん、これから どうやって食べていくんですか?」
まさに、それが目の前に突き付けられた死活問題なのだ。
お金にならない映像に残された力を傾けている自分に呆れることもあるが、
同じくお金にならない映像のために手間暇かけてくれるアーティストたちがいるのも事実。
そして、厄介なことは、Punto press同様 編集を手掛けてくれる林さんと会えていない
ということである。そう、コロナによるためだ。
私のわがままを受け入れて、誰よりも手間暇かけてくれる一人である。
手始めの映像までは、あとしばらく。
現在の進歩状況だけ、ここに記しておこう。
まずは、弾き語りのスーマーさんにお願いをした。
ライブが延期になったアーティストのひとりで、同じく予定が全て白紙になったと伺った。
山本「スーマーさん、歌を使わせてもらえませんか?」
スーマー「喜んで」
山本「ありがとうございます!」感謝である。
山本「椎名さん、映像に協力してくれませんか?」
椎名「いいよ、どんな感じ?」
山本「こんな感じです、ポチ」やっぱり良い人だなぁ。
椎名「ダサい」
山本「え!?」マジ?
山本「新くん、これ、ダサいかな?」アートでダサいなんて切腹だよ。
東條「ダサいですね」
山本「だよね」マジか。
山本「別案、ありませんか?」
椎名「手作りマスクとか、山本さんのセンスが問われる」
山本「作ったら椎名さんにも送ります」まんざらではない。
椎名「要らない」
山本「え!?」もらえよ、落ち込むだろ。
林「山本さん、この編集でダサくないですか?」
山本「え!?」そ、そういう時はアーティストの意見を。
山本「実は、音源の選択に迷っていまして」
スーマー「山本さんのセンスに任せるよ」
山本「分かりました」マジか。
山本「もう一曲、お願いできますか?」
スーマー「上手く使ってね」
山本「わ、分かりました」
こちらの会話は、季刊誌「Punto press」を購読していただくと、より深く理解することができます。
自粛のお供に是非いかがでしょうか。