沼田佳苗の「夜のにわ」。
現在、夜シリーズの新作などを展示中。
沼田さんの夜の闇は決して暗闇でなく、実際の画面も青を重ねた独特の夜空が広がる。
人間が気付かぬうちに、植物や生き物が脈々と命をつないでいるような生命に満ちた画面。
一度見た人は必ずと言っていいほど記憶に残る、真っ直ぐな美しさ。
沼田さんの絵に必ず登場するのが、とりっこ。
生命の象徴として描かれた赤い鳥の存在をご存知でしょうか。
まるで私たちの代わりに、とりっこが旅をし続けているかのように。
沼田さんは展覧会の際に、必ず一つ一つ手作りしたとりっこを用意してくれます。
この とりっこは持ち帰り自由、どなたでも気に入ったとりっこを連れて帰ることができます。
Puntoでも3回目の個展となりますが、今まで ひょんな所でとりっこを見つけたり、
お部屋に貼ったり車に貼ったり・・そんな光景を見つけると嬉しくなります。
という訳で、画廊の壁にもペタリ。
皆さん!まだ お嫁に行っていない とりっこがいますので、ご希望の方はぜひ連れて帰ってください。
幸せの赤い鳥。
また、普段は展示しない色々な小品を追加展示しました。
一度ではもったいない「夜のにわ」。
沼田佳苗の「夜のにわ」は今月12日まで。