世界かかしコンクール「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」でのインコたち。
青空に向くインコたちに背中を押され、今日は私も汗ばみながら空を見上げた。
空はいつもより高く感じられ、目の前が一瞬白くなったかと思うと、
夏の喧騒は薄れてゆき、秋の訪れと共に木々が風に音をたてる。
見上げた空に見えるは、鶴林寺の仁王門にとまるインコたち。
キラキラした光が降り注ぐ中、ピーピーと喜ぶ巨大インコを目前に、
スローモーションで手を振りながら「インコちゃ~~ん♡」と駆け寄る自分が見えたのですが、
私は診てもらわなくても大丈夫でしょうか?
インコ遠足の締め切りまで、あと4日。
目標額に達成できなかったら、もう私がインコのかぶり物とタイツをはいて仁王門に登るしかありません。
そうなれば、施美時間のボランティアスタッフは私の姿を見て見ぬふりすることはできないでしょう。
そして、ボランティアスタッフまでタイツとかぶり物で仁王門に登ることになります。
そんなことは、私の本意ではありません。
更に、タイツのボランティアスタッフを見た作家たちも黙って見ている訳にはいかなくなります。
心痛んだ末の同情心で自らタイツ・・
そんなことになれば、住職も気が気ではありません。
そんな、そんなことって!
インコ、遠足まで あと少し!!